2016WCS出場チームの紹介。Korea編
ROX Tigars
(2016 LCK summer playoff優勝による韓国地域第1シード)
主な戦績
2016 LCK summer playoff 優勝(vsKT 3-2)
2016 LCK summer regular season 1位(15-3)
2016 LCK spring playoff 準優勝(vsSKT 1-3)
2016 LCK spring regular season 1位(16-2)
2015 season world championship 準優勝(vsSKT 1-3)
Starter
※上表の太字が選手名(隣は国籍)2016 LCK summer regular seasonとplayoffのstatistics
チーム情報
Tigersは2014年チーム発足からほとんどメンバーチェンジが行われずに現在に至っています。
LCKへの参加は2015の春から。そのweek6までを7-0(14-2)の好成績を収めたチームはKRのトップチームのひとつとして、IEM season IX world championship(worldsやAll-starに並ぶ規模の大会)へ招待されました。
グループステージでCloud9やSKgamingを破ったものの、続く決勝トーナメントでWEに1-2で敗れ敗退となってしまいました。当時のWEはLPLで最下位(出場権はIEM Shenzhen大会優勝で獲得)と低迷状態にあって、そのチームに負けたことは番狂わせと大きな話題となりました。
LCKに戻ってからもKTとSKTに敗れてしまい、前半の貯金で1位通過もするもSKTを迎えたplayoff finalでは0-3と散々な結果となってしまいました。
2015 summer regular seasonは4位(11-7)で通過しplayoffをNajin,CJ戦に勝利するも、semifinalのKT戦では惜しくも敗れ3位となってしまいました。しかし、そのfinalでSKTが優勝したため、春夏のChampionship pointの合計で自動的にWCSへの出場権を獲得することになりました。
2015WCSでの活躍は記憶に新しいと思います。 グループステージを4-2で通過し、同じKR勢のKTにquarterfinal(3-1)で、優勝候補のひとつだったFnaticにsemifinal(3-0)で勝利。FinalはSKTとのKR勢同士の対決となり1-3で惜しくも準優勝となりました。
2016年シーズンはそれまでjgを務めていたHojinが引退し新しくPeanutが加入。(現在のTigarsのstarterが揃う)spring regular seasonを無類の強さで1位通過。finalでSKTを迎え撃つも、またしても敗れてしまい準優勝に終わりました。
しかしsummerに入ってからもTigersは安定した強さを見せつけregula seasonを1位通過。playoff finalではKTとの対決を制し悲願のsplit優勝、見事WCS出場権をその手に収めました。
今回Koreaチャンピオンとして臨むROX Tigers。WCSでもsplitで見せた強さを発揮し優勝できるか注目です。
注目選手
Smeb(top)/Peanut(jg)
地域柄なのか多くの有名TOPプレイヤー(Marin,Ssmuday,Impact,Looper,Shy,など)を輩出するKRのなかでもトップクラスのパフォーマンスを見せてくれるSmeb。春夏season MVPを連続で獲得するなどその実力は折り紙つきです。
Peanutと言えばnidaleeというぐらい世界屈指のnidalee使いです。KRでもほとんどのチームが彼にNidaleeを渡さないように何かしらの対策を立てていました。(2016シーズン12-0)前に所属していたNajinでは不遇の時をすごしましたが、ROX加入後はめきめきと頭角を現し、世界有数のJunglerのひとりとなりました。
SK Telecom T1
(Championship points 獲得ポイント1位による韓国地域第2シード)
主な戦績
2016 LCK summer playoff 3位(vsKT 2-3)
2016 LCK summer regular season 2位(13-5)
2016 Mid-season invitational 優勝(vsCLG 3-0)
2016 LCK spring playoff 優勝(vsROX 3-1)
2016 LCK spring regular season 3位(12-6)
2015 season world championship 優勝(vsROX 3-1)
Season3 World Championship 優勝(vsROY 3-0 SKTT1K時代)
Starter
※上表の太字が選手名(隣は国籍)2016 LCK summer regular seasonとplayoffのstatistics
チーム情報
2013年のWCS優勝以来、世界のトップに君臨し続ける絶対王者SKT。2014年シーズンこそWCSへの出場を逃しましたが、3回目の出場になります。
昨年のWCSの後、チームの精神的支柱でもあったMaRin(top)とFakerのchampion poolを補う活躍を見せていたEasyhoon(mid)がチームを抜け、その後Duke(top)とBlank(jg)が加入しました。
2016 LCK spring regular seasonの前半をそれまで世界屈指、チーム不動のジャングラーBengiが務めていましたが、シーズン途中のIEM season X world championshipで新加入のBlankがJGを務め、その大会を無敗で優勝。LCKに戻ってからもスターターとして起用され、regular season 3位、playoff優勝の原動力となりました。
spring splitを優勝したSKTはMSIに参加。グループステージでは精彩を欠いたプレイをしてしまいましたが、決勝トーナメントでは本来のSKTの姿を取り戻し見事優勝。
summer splitはregular seasonを2位で通過するも、playoffのKT戦(2-3)で惜敗してしまいます。しかし、ROXが優勝したので春夏のChampionship point合計で1位となりWCS出場権を獲得することになりました。
前回大会で、どこも成し遂げていなかったWCS2回優勝を達成。今大会は連覇に挑みます。
注目選手
Faker(mid)
あまりプロプレイヤーに詳しくない人でもlolをしていれば彼の名前を1度は聞いたことがあると思います。 世界的に有名なプレイヤーで多くのプレイヤーが彼のWCSでのプレイを楽しみにしているでしょう。Olaf,Yi,Rivenなど普通じゃ考えられない彼だから成立するpickも見せてくれます。
LeblancやZedといったアサシンのプレイが得意ですが、今のメタはそれと違った純mageのchampionのプレイが求められることが多く、そこに対応することが出来るか。
Samsung Galaxy
(2016 season Korea regional finals優勝による韓国地域第3シード)
主な戦績
2016 LCK summer playoff 4位(vsKT 0-3)
2016 LCK summer regular season 4位(12-6)
2016 LCK spring regular season 6位(10-8)
2014 season world championship 優勝(Samsung White時代 vsSHR 3-1)
Starter
※上表の太字が選手名(隣は国籍)2016 LCK summer regular seasonとplayoff,regional finalsのstatistics(CoreJJはregional finalsのみ)
チーム情報
いわゆるKR古豪チームのひとつ。Blue,Whiteの2チーム体制時代の2014WCSでは両チームともにグループリーグを突破し、Blueはsemifinalist,Whiteは優勝を収めました。
翌2015年シーズンはOGN(LCKの運営)が発表したルールの変更により、メンバーの流出、変更などチームの過渡期となりました。
2016年シーズンのspring splitは10-8と振るわなかったものの、summerからRuler(adc)が加入し現在のチームの形になると、12-6の好成績でregular seasonを終え、playoffはKTに敗れてしまいますが、regional finalsへと進むと、決勝でKTと再戦。見事3-2でリベンジを果し、WCSへの出場権を獲得しました。
注目選手
Ambition(jg)
チームの顔でもあるAmbition。KRの中でも古くからプレイを続けている選手で、実力がありながら、WCSに縁がなかった選手でした。もともとはmidのプレイヤーでしたが、2015年シーズンのCJ Entus時代からjumgleをプレイし始め現在に至ります。全員がWCS未経験のチームメイトを引っ張り世界の舞台で活躍できるか。
0 件のコメント:
コメントを投稿